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元気爆裂!健康最前線!!

入浴との相乗効果で免疫力を高め、病気を防ぐ音楽!
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。

 病気をはね返すのが免疫力。現在さまざまな方法が研究されているが、中でも注目度が高いのが音楽療法。お風呂でポカポカ体を温め、よい音楽を聴くことでストレスを解消、免疫力がグ〜ンと上がる、そんな素晴らしい健康法に注目。

音楽を聴くと唾液が出る
 人の体には生まれつき体内にあるもの(自己)と、そうでないもの(非自己)を識別する能力が備わっている。そして、インフルエンザウイルスのような非自己が侵入してくると、体が識別して体外に排除しようとする。体を病気から守ろうとするこの動きを「免疫」という。
 体内に非自己が入ってきたとき、体はそれに対応する「抗体」を作る。抗体の役目は、体内に再度同じ非自己が入ろうとしたときに、自分と結びつけて体から排除すること。抗体に結びつかれて排除される非自己を「抗原」、その現象を「抗原抗体反応」と呼ぶ。
 5種類存在する抗体のうち、唾液にはIgAという抗体が含まれているので、唾液の分泌量が増えると、口から侵入しようとする病原体に対して、免疫力が強く発揮される。
 人間は緊張したときには、ノドがカラカラに渇く反面、心地よい音楽を聴いてリラックス すると、唾液が多く分泌される。このことから、例えばインフルエンザウイルスの抗体が体内に存在し、IgAという形で唾液中に出てくるのであれば、その時期に音楽を聴くことで、インフルエンザの予防ができることになる。

心地のよい音楽が体に効く
 モーツアルトの諸作品のように、聴くとアルファ波が出る音楽が一般的によいといわれている。 しかし、アルファ波にこだわらず、その人が心地よいと感じる音楽なら、なんでもよい。 まさに主観の問題。また、お風呂で温まると血行がよくなるが、それによりウイルスなど、 侵人者に対する「免疫防御因子」が素早く機能できるようにもなる。つまるところ、 入浴時に心地よい音楽が流れていると、お風呂は免疫学的に大変よい環境であるということになる。 まさに「お風呂は免疫増強スポット」。

音楽を生かしてインフルエンザを回避
 インフルエンザワクチンの注射(予防接種)は、前もって体内に抗体をつくっておき、ウイルス侵入時に抗原抗体反応を起こさせることで、ウイルスを駆除することが狙いである。
 予防接種を受け、さらに心地よい音楽を毎日30分も聴けば、インフルエンザに対しての防御がよりいっそう堅固になる。
 「心地よい音楽」とは、「心地よさ」の観点からは、昔を思い出す、懐かしい音楽がよい。 聴くと懐かしくなり、当時の情況が交錯してくるような音楽、言い換えると「イメージエフェクト」 のある音楽は、免疫学的に意味があり、特にある程度人生経験を積んだ50〜60代の人たち ・・・・には、ほどよいリラックス効果をもたらす。



食の危険性が問われている今日この頃!
千葉県から安全な無農薬野菜を。