うがいについて |
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。 |
1.うがいには、どのような意義があるか @うがいには、「のど」の病原微生物数を減らす効果がある。 A呼吸器等の感染症の防止に、効果が期待できる。 ●うがいの意義1 急性呼吸器感染症の防止は病原微生物の気道内への侵入の阻止から ・「のど」は病原微生物の入口である。 呼吸器感染症を引き起こす病原微生物は、 鼻腔→咽頭→気管→気管支の経路を経て、下気道へ達し、感染を起こすと考えら れている。 ・うがいは「のど」の病原微生物数を減少させることが認められており、そこにうがい の意義がある。 ●うがいの意義2 慢性呼吸器感染症の防止は病原微生物の付着や定着の抑制から ・慢性呼吸器感染症では、宿主の多くは感染防御機構が障害されており、上気道か らの病原微生物の「落ち込み」によって、繰り返し感染が成立する下気道の状況 がある。 ・うがいは病原微生物の「のど」への付着や定着を抑制し、慢性呼吸器感染症の 「落ち込み」感染の予防に役立つ。 2.うがいは、いつ、何を使ってしたらいいのか 外から帰った時、のどにトラブルのあるとき等、状況に応じ水や消毒剤等で、うがい をするように心がける。 @通常、水のうがいで良い場合 ・帰宅したとき。 ・飲食後。 ・のどに不快感があるとき。 A消毒剤によるうがいが望まれる場合 ・のどや口の中に炎症があるとき。 ・咽喉炎・扁桃炎・上気道炎・口内炎の治療とその予防。 ・口の中の抜歯創や創傷の感染予防、消毒。 ・口の中の清潔保持が必要な時(異常発酵や口臭の予防等) ・風邪流行時における感染の予防 3.推奨する正しい「うがい」の方法 @うがい液はコップ約3分の1(約60mリットル)で行い、おおよそ3回に分けて使用 すること。(1回に口の中に含む液は、20mリットル程度がうがいしやすい量。) A1回目のうがい 食べかすや口の中の有機物を取る目的で、口に含んで比較的強くうがいする。 B2回目のうがい 含みうがいを2〜3回した後、仁王立ちをして、左手を腰に置き、上を向いて喉 の奥までうがい液がまわるようにうがいをする。15秒程度うがいを行い、うがい 液が口腔からのどに十分に接触するようにする。 C3回目のうがい 2回目と同様に15秒間程行う。 これが正しい「うがい道」である。 |
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