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元気爆裂!健康最前線!!

「本番」で頭がよく回転する朝昼晩メニュー
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。

 1〜3月は受験シーズン。何を食べるかで、脳の疲労や集中力、回転の速さが随分違ってくる。これは40歳を過ぎたボケ気味のサラリーマンにも効果アリだという。
 本番当日に威力を発揮する“脳力”アップメニュー。 の紹介

《朝食の心得》
 ほかの臓器と違って、脳のエネルギー源は唯一ブドウ糖だけ。テスト本番、あるいは大事な商談や会議の日の食事は、ご飯やパンなどでブドウ糖を摂取することが大前提。加えて、脳の働きを高める栄養素を取るとよい。
“本番”当日は、パンよりも消化がゆっくりの「ご飯」がベター。ネギ、ゴマ、ノリをたっぷり入れた納豆と梅干しを一緒に食べる。
 ブドウ糖をエネルギーに変えるビタミンB1とセットで取ることが大事。納豆、ゴマ、ノリにはビタミンB1が豊富、ネギのにおい成分アリシンがビタミンB1の働きを促進する。梅干しのクエン酸で新陳代謝を高め、脳の疲労を取ることができる。

《昼食の心得》
 受験生については、受験当日の昼食には野菜をたくさん挟んだサンドイッチにフルーツヨーグルト、温かい飲み物がよい。昼食を食べ過ぎると体が消化活動に“集中”しすぎて、脳の働きがおろそかになる。食物繊維が多くて胃に負担をかけず消化もスムーズにできる野菜ならそんな心配もない。フルーツの甘味で脳の疲労が解消される。
 サラリーマンなら、大豆・大豆製品、青い背の魚、緑黄色野菜が入った昼食を心掛ける。大豆にはレシチンという脳の働きを高める成分が入っている。卵にも同様の成分があるが、コレステロールのことを考えると、豆腐や豆乳、大豆の五目煮などの大豆メニューがよい。 青い背の魚には油の一種であるDHAが入っていて、脳の活動を高める。緑黄色野菜にはカロチンやビタミンEが豊富で脳の血流を良くする上に、かみごたえもあるので、脳の働きアップにいい。

《夕食の心得》
 一日中フル回転させた脳をリラックスさせるには、カルシウムやアミノ酸の一種であるトリプトファンなどが取れるメニューがいい。カルシウムは神経の興奮を抑え、精神を安定させる。トリプトファンも神経をリラックスさせる。
 野菜たっぷりのけんちん汁やミネストローネ、鳥肉や野菜がたくさんのミルクスープ。牛乳に含まれるトリプトファンは脳内でメラトニンという物質に変化する。これが多いと熟睡しやすくなる。酢の物も一品加えると、全身の疲れを取ることができる。
 疲れを癒やすためにと甘いものを食べ過ぎるとよくない。糖分の代謝にビタミンB1が使われてしまうので、脳のエネルギー切れにつながる。
 サプリメントでは、目の疲れを解消するアントシアニンを摂取するといい。



食の危険性が問われている今日この頃!
千葉県から安全な無農薬野菜を。