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絶対テンポ116が脳を覚醒化する
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。


 脳の発育は20歳前後でピークに達し、以降、ゆるやかな下り坂になるが、それでも 人間の脳で活動している部分は脳細胞のわずか3パーセント、残りの97パーセントの 脳細胞は眠ったままといわれる。最近では、高齢になれば発育しないと考えられていた脳も、 刺激を与えれば80歳からでも発育する分野があるといわれる。脳は使えば使うほど活性化でき、 さらに趣味を追求することによって、脳を覚醒化できる。活性化というのは、脳のはたらきを 活発にするということだが、覚醒化というのは、もう一歩すすんで、脳の中で眠っている素質、 可能性を引き出すことである。

 絶対テンポ116というのは、1秒間におよそ2拍の早さ。あのイチローも、ウェイティング サークルで屈伸をし、素振りをしてバッターボックスに入り、バットを回し、ユニフォームの袖を まくりながらバッターボックスに立ってバックスクリーンを見つめながらゆったりとバット をかまえる。おなじみの一連の動作だが、これは絶対テンポ116で行なわれているという。 無意識のうちに絶対テンポ116を身につけ、それを生かしている。

 これは、もともと人間が活動の基本としてきたテンポ。掃除ではたきをかけるときも、 ほうきではくときも、雑巾で拭くときも、あるいは洗濯板でごしごし洗い物をするときも、 このテンポ116で作業を行なってきているという。
 この116のテンポこそ、脳を覚醒化して、やる気や元気を引き出し、その人が 本来もっている素質を引き出し、効率よく仕事を進めるもとなのである。

 絶対テンポ116が人間の活動の基本になっているのは、そのテンポが体内時計 (体内リズム)と一致しているから。人間の体内時計は、1日約25時間。我々が生活 している時計(太陽暦1日24時間)よりも、少し遅れている。この体内時計が、 月の満ち欠けのテンポと一致している。月の1日は24.8時間なので、時計(太陽)の 速さを1としたときに、月の速さは0.967となり、時計(太陽)が120のテンポで 動けば、月は116のテンポになる。我々はこのテンポ116を聞くと、前頭葉から 脳波は集中カを高めるα波、そしてやすらぎのθ波を強く発生させ、他のテンポを 聞いているときよりも、右脳がよくはたらくことがわかった。さらには、右脳が よくはたらくと左脳も活性化してくることがはっきりしてきた。

 このテンポ116を行動の基本に応用すると、仕事や作業がアップする、 集中力が増す、元気・やる気が出たなどの結果をだすことができるといわれる。116のテンポを バックミュージックとして流してみる。あるいは、メトロノームをおいて、「カチカチ」という テンポにあわせて行動してみる。実際、そのテンポで歩いてみるだけでも体が軽やかになり違う。
 体を動かすエアロビクスやダンス、そして楽器演奏などは上手にカを抜くことが 技術上達のコツといわれるが、何かをやろうと思う人ほど、カが入ってしまい、カで こなしてしまおうと いうところがあるが、テンポ116はカを抜いて無理なく潜在能カを引き出してくれる。 これが絶対テンポ116の脳の覚醒である。



 昭和30年代のイメージをインスツゥルメント(歌のない曲だけの音楽) で演奏したこのCDを憩いの一時に、あるいはお店のBGMにご推薦いたします。
もちろんテンポ116