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コエンザイムQ10って何?
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。


 コエンザイムQ10は人の体の全ての細胞に存在し、体を作る助けをしている。よって、心臓のようにQ10が多く存在する組織は不足したときに特に影響がでると言われる。 

 細胞に運ばれた糖分をエネルギーに変える役割も持っているのでダイエット効果も得られる。また、Q10自体は脂溶性のため 脳の中に入り込むことができ、活性酸素が脳細胞を酸化するのを防ぎ痴呆を防止することができる。また生活習慣病も発生の原因の90%が活性酸素といわれており、その抑制効果も期待できる。

 ウィルスや細菌、花粉などのアレルゲンに対する抗体を倍増することも知られており、免疫機能の強化や花粉症やアトピーなどのアレルギーに有効であるとされている。特に、抗体の数を倍増する性質はアレルギーに対する「しきい値」が高くなるので、アレルギーに非常に有効である。

 人体がインフルエンザなどのウィルスに感染すると大量の活性酸素が発生し子供では脳炎、年配者では肺炎や多臓器不全などを引き起こし重篤化してしまうことがある。その前に抗酸化剤を摂る事で防ぐことができるので風邪をひいたら摂るとよい。

 年齢を重ねるごとに必要量が増えてくるQ10だが体内での産生能力は落ちてくるので、積極的にQ10を食事、サプリメントで補い若々しい体を保つことを推奨する。

コエンザイムQ10は「疲れにくくなる」「若返り効果がある」。他にも心臓病、免疫強化、歯周病、血圧を下げる、老化防止、糖尿病、アルツハイマー、不妊症、冷え性等に効果があるとされている。しかし、正しく飲まないと、せっかく飲んでも“損”をする。

正しい活用法。ポイントは「摂取量」と「タイミング」。
 コエンザイムQ10は摂取量が少な過ぎては効果がない。1日30〜60ミリグラムが目安。 サプリメントによってはQ10の含有量が少ないものもあるため、1錠にQ10が何mg入って いるかが明記してある商品を選ぶ。注意しなければならないのが、摂取量の「上限」。 上限は1日200mg。Q10は脂溶性の物質で、過剰な分は体内に蓄積されていく。 また、就寝前にたくさん摂取すると、元気が出て眠れなくなるという報告もあるので、 寝る前は避けた方がいい。Q10は脂溶性のため脂肪と一緒に取ると吸収されやすく、 食後すぐ取るのが最も効率よく吸収される。空腹時にQ10だけを取っても、あまり吸収されない 可能性がある。食後に取った方が、空腹時に取るよりも吸収率が5〜6倍高くなるというデータが ある。ベストは「食後すぐ」。また、Q10だけを単体で取っても、うまく働かない。 特に、ビタミンC、Eを十分取った上でQ10を取るようにする。マルチビタミン、 マルチミネラルのサプリメントと一緒に取るといい。

 正しい活用法を身に付けて、コエンザイムQ10を健康維持に役立てよう。    



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