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コラーゲンって何?
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。

 我々のからだの新陳代謝に、一番 大切な栄養素はたんぱく質。車の車体が鉄からできているように、 我々のからだは、たんぱく質からできている。このたんぱく質の新陳代謝の衰えが、老化の引き金になる。 たんぱく質には、大きく分類すると非コラーゲンたんぱく質とコラーゲンの二種類があり、 新陳代謝を促進させるのにより大切な働きをするのがコラーゲンである。

コラーゲンと関節
 骨と骨が接する関節は、軟骨で覆われているが、この軟骨の50%もコラーゲン。軟骨の覆いがなくなると、骨と骨とが直接ぶつかるようになる。そのため、すれあった骨が変形してくる。
 異常に大きくなったり、とげが生えたようになったりすると、これが、変形性関節症と呼ばれる。
 コラーゲンを積極的に飲む・食べることで、軟骨のコラーゲンも新陳代謝が活発になり、関節も強くなる。

『老化は血管から』といわれる
 血液の流れが悪くなれば細胞の活動に支障をきたす。コラーゲンのチューブといってもよい血管は、細かい傷を絶えず生じている。傷口の修復がうまくいかないと、血液中のコレステロールやカルシウムなどが、傷口から侵入しやすくなる。
 傷口の修復力が低下した状態は、コラーゲンの新陳代謝が低下して、すでにコラーゲンが 柔軟性を失った状態であり、その部分が硬くなってくる。これが動脈硬化の始まりであるという。
 普通は、強い血流のときは弾力に富むゴム管のように伸び、静かな血流のときは正常に戻る。ところが、動脈硬化を起こすと血管が硬くなり弾力性が失われるため、拡がらない血管の中を血液が流れなければならなくなり、血圧を上げることで血液を流すことになる。
 また、血管に生じた傷口には、コレステロールがつきやすく、それが積み重なるとコレステロールが血管を狭めるようになり、あたかもお粥のような状態でコレステロールが積み重なって血管の内側を狭くしていく。
 さらに、コレステロールにカルシウムが沈着して粘土が固まったような状態となって血管はもろく壊れやすくなる。
 とくに冬の寒い朝、温度が下がり、血管の璧がパリッと壊れれば脳出血。剥がれた壁が血管を詰まらせれば、脳梗塞や心筋梗塞を起こす。

 コラーゲンの新陳代謝をはかり、いつもその能力を維持していくために、毎日の食事やサプリメントで、「コラーゲンを十分に飲む・食べる」ことが大切である。

 コラーゲンをとるとき、ビタミンCと一緒にとると、さらにパワーアップした効果が得られる。コラーゲンは消化・分解されて、アミノ酸のかたちで吸収される。このアミノ酸を材料にして、からだのコラーゲンが組み立てられるが、まず初めに未熟なコラーゲンをつくり、それが成熟したコラーゲンになる過程がある。ビタミンCは、未熟なコラーゲンから成熟したコラーゲンがつくられるときに、その合成を橋渡しする働きがある。ビタミンCが不足すると、この合成がうまくいかなくなる。ビタミンCが多く含まれているレモンやブロッコリー、ピーマン、パセリなどを、献立で活用するようにしよう。



食の危険性が問われている今日この頃!
千葉県から安全な無農薬野菜を。