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元気爆裂!健康最前線!!

「漬物」で生活習慣病の予防&治療
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。

 日本人の多くが毎日食べる漬物は、選び方によっては最高の“薬食”になるという。高血圧からガンまで、生活習慣病の予防や治療になる。
 漬物というと塩分を気するが、最近は市販の漬物も、漬物100g中に2〜4gくらいと 低塩化してきている。成人の食塩摂取許容量は1日9g以下。そのうち1gを漬物からとるとすれば、 1日約25〜50gの漬物は食べてもいいことになる。そして、それはさまざまな生活習慣病の予防や 治療につながる!

●高血圧には「酒カス漬け」
 ワサビ漬け、奈良漬などがおすすめ。酒カスの中のペプチド(タンパク質の分解したもの)には 血圧を下げる効果がある。毎日酒カスではあきるという人はナスの浅漬けもいい。 ナスの色素にも血圧を下げる作用がある。1、2週間続けて食べて最大血圧が20くらい下がる人 もいるという。酒カスの成分には免疫の主役であるナチュラルキラー細胞の活性を高める効果も あり、ガン予防にもいいという。

●食中毒や脳血栓の予防になる「ニンニク漬け」、「らっきょう漬け」
 ニンニクやらっきょうなどのネギ類に含まれる硫黄アミノ酸の分解物質には、強い抗菌性や 血栓防止作用がある。強い殺菌作用があるので刺し身などの生ものと一緒にとるといい。 また血が固まるのを防ぐ作用があるので、脳の血管が詰まる脳血栓を防いでくれる。  血液中の中性脂肪やコレステロールが多い高脂血症の人におすすめ。

●動脈硬化を防ぎ疲労の回復を早める「梅干し」
 梅干しに含まれるクエン酸には動脈硬化を防いで脳梗塞や心筋梗塞を予防する作用がある ことが最近の研究でわかってきたとのこと。またクエン酸は体の活動の潤滑油なので、疲労回復にも役立つ。 疲れたら10粒ほど食べると急速に疲労は抜けてくるという。

●胃かいようの予防になる「キムチ」
 キムチの辛みには、ネギやニンニクに含まれる辛みと、唐辛子の辛みの2種類がある。 カプサイシンと呼ばれる唐辛子の辛み成分には胃かいようができるのを防ぐ効果がある。

●免疫力を高める「ぬかみそ漬け」
 漬けたそれぞれの野菜が持つ“薬食”効果に加えて、見逃せないのがぬかみそに含まれる 乳酸菌の効果。乳酸菌は腸内に到達して有害菌の働きを抑えると同時に、免疫力を高める作用 もある。風邪もひきにくくなるという。



食の危険性が問われている今日この頃!
千葉県から安全な無農薬野菜を。