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珈琲の効用(効能)と害について
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。

 コーヒー(液体)の約99%は水分。たんぱく質や脂質なども含まれているが極わずかで、コーヒーから栄養を摂ることはまず出来ない。もちろんブラックならカロリーも殆ど無く、栄養を摂取できない反面、カロリーを気にすることもない。コーヒーは発見された当時から薬として利用されてきた。胃の薬、頭痛の薬、心臓の薬などなど。コーヒーには実に多くの効用(効能)がある。

リラックス効果
 コーヒーの香りをかぐと、脳の血流がふえ脳の働きが向上し、精神安定効果と眠気をとる効果がある。コーヒーの香りが脳を活性化させる」と言う論文によると、人間がリラックスした時に出てくるアルファ波が、コーヒーの香りをかぐだけで出現。豆は、ブルーマウンテン、グアテマラ、ブラジルサントス、モカマタリ、マンデリン、ハワイコナの6種類で、その中でも効果の大きいのが、ブルーマウンテンとグアテマラ。さらに、深煎りコーヒーの香りは、リラクゼーション効果が高いのに対して、脳の活性化を高める効果は、中煎りコーヒーに強く認められた。

善玉コレストロールを増加
 動脈硬化を予防する善玉コレステロールといわれる高密度リポタンパク(HDL)は、コーヒーの飲用とともに増加する。HDLは余分なコレステロールを代謝する作用があり、この数値が高い人は動脈硬化を起こしにくいといわれている。
 
コーヒーと癌
 ワシントンDCのアメリカ癌研究所とロンドンの世界癌研究財団の研究結果では、コーヒーやお茶の飲料は癌の発生と全く関係持たない、と発表している。
 コーヒーを一日一杯以上の飲む人が肝臓がんになる危険性は、全く飲まない人の6割程度と、日本疫学会が発表した。肝硬変の発症リスクを低下させる可能性があるほか、動物実験では成分のクロロゲン酸が肝臓がんの発生を抑制をしたとする報告もある。年齢や性別、飲酒状況などで分けて解析しても傾向は変わらない。ただしコーヒーに砂糖を入れすぎると体に良くないので注意のこと。

糖尿病の予防
 コーヒーをよく飲む人ほど血糖値が低く抑えられる傾向があることが分かった。コーヒーの成分に糖尿病の発生を防ぐ効果があることを示唆しており、糖尿病の予防や治療につながる可能性がある。

コーヒーと血圧
 コーヒーを飲む人たちには、高血圧の人が少ない。ただ、コーヒーをあまり飲まない人が急に飲むと血圧は上がる。

【コーヒーの害】
 色々と効用のあるコーヒーだが、全く害はないかというと残念ながらそうではないらしい。基本的にコーヒーは胃にやさしい飲み物で、ドイツでは開腹手術をした患者が術後最初に口に入れる飲み物としてコーヒーを勧める病院もあるようである。

●消化性胃潰瘍
 健胃効果のあるコーヒーだが、胃液分泌を促進するため消化性胃潰瘍を助長する働きもある。このような人やコーヒーを飲んで胃が痛くなる人はコーヒーを控えた方がよい。

●貧血
 コーヒーに含まれるタンニンなどの成分は鉄イオンと結びついて難溶性の物質に変わる。 このため、鉄分の吸収を阻害してしまうことがあるので、貧血気味の人は食後30分はコーヒー を飲まないようにした方が良い。(良質なコーヒー豆を使用して適切にいれたコーヒーならば この影響は少ない)

  いずれにせよ、飲み過ぎは体によくない。

その他のパワー
 ◆コーヒーは隠れた頭痛薬で、特に二日酔いの頭痛に優れた効果を発揮する。
 ◆老化の原因の「活性酵素」を抑える働きがある。
 ◆一杯には2時間程度の血流を良くする作用がある。
 ◆血液コレステロールを下げ、コレステロール胆石の形成を抑制する。
 ◆飲む人は、飲まない人に比べて、うつ状態になる率がすくない。
 ◆筋肉疲労物質を体外に排出する働きを助け、疲れた筋肉を元気にしてくれる。
 ◆集中力、行動力を高める作用がある。
 ◆身体の新陳代謝を活発にし、食事の後に胃や腸の働きを促進して消化を助ける。
 ◆食後にブラックで飲むと口臭特ににんにくの臭いを消す働きがある。




食の危険性が問われている今日この頃!
千葉県から安全な無農薬野菜を。