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元気爆裂!健康最前線!!

「キノコの鍋」は身体にいい!
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。
 冬はキノコが一年で最もおいしい季節。近年はがん予防やダイエット効果など、 キノコのさまざまな健康効果がクローズアップされている。 そこで、病気・症状別のあったか「キノコ鍋」で、身も心も健康になろう!

【高血圧】→シイタケ鍋
 シイタケのエリタデニンという成分は、高血圧症の改善に役立つ。エリタ デニンは水に溶け出しやすいので、鍋のスープは薄味にして、スープごと 食べるようにする。
 シイタケにはレンチナン、レクチンなど免疫増強作用の成分も豊富。

【動脈効果】→ナメコ鍋  ナメコのネバネバは、ペクチンという水溶性食物繊維で、動脈硬化を予防する。 ナメコは採ってから4〜5日しかもたず、瓶詰などが多いが、冬は生のものも多く市販されている。 生ナメコは傘が十分に開き切っていない、肉厚で粘液の多いものを選ぶといい。

【糖尿病】→キクラゲ鍋  キクラゲに含まれるポリサッカライドという成分を“糖尿病マウス”に投与したところ、 インスリンなどが“正常マウス”と同じ数値まで改善し、ポリサッカライドの低血糖効果が証明されたという。 キクラゲは白いものが上等とされているが、黒い方が鉄分が10倍多く含まれている。鍋に使うなら、黒キクラゲ!

【疲労回復】→ヒラタケ鍋  ヒラタケには、体力や精神力を増進するビタミンB1とB2が多い。それぞれ100g中に0.4g含まれている。 脳の働きを高めるナイアシンも10.7gと多く、疲れ気味の身体にお勧め。 ビタミンB1はネギ、ニラ、ニンニクなどと一緒に食べると効果の持続時間が増すので、キムチ鍋にして食べるといい。

【がん抑制】→マイタケ鍋  マイタケには「Dフラクション」というがん抑制成分が含まれている。 ある動物実験で抗腫瘍効果が88.9%という結果が出た。 これは、シイタケやシメジなどほかのキノコよりも高い数値。 Dフラクションに似た構造の「Xフラクション」という成分もマイタケにはあって、こちらは糖尿病対策に有効だという。

【ダイエット】→エリンギ鍋  エリンギに豊富な食物繊維が腸内の脂肪をからめとり、肝臓での脂肪沈着を抑えて脂肪肝や肥満の予防に効果的と、 動物実験で実証されているという。

【ボケ予防】→ヤマブシタケ鍋  アルツハイマーやがんを予防する“薬用キノコ”として人工栽培されていたが、一昨年くらいから 食材としても出回るようになった。「βグルカン」という成分の含有量は全キノコの中でトップ。 βグルカンは免疫系を増殖したり、がん細胞が増殖するのを阻止する。

 キノコの有効成分は水溶性で熱に弱いものが多いので、洗わず、加熱は短時間で行うのがポイント。 自分の症状に応じたキノコをメーンに、さらにほかのキノコや、キノコに含まれていないビタミンAや βカロチンを補う野菜を組み合わせると、栄養バランスの取れた鍋ができる。 合わせる野菜は春菊やホウレンソウ、ニンジンなど緑黄色野菜がいい。鶏肉や豆腐を入れると、タンパク質も摂取できる。

   さあ、今夜は早速キノコ鍋だ!



食の危険性が問われている今日この頃!
千葉県から安全な無農薬野菜を。