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『ごはん』について
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。

 日本人の食生活は、現在、お米を中心に、魚、大豆、野菜などの伝統的な食材料に、肉、牛乳などが加わって多様性に富んだ栄養バランスのとれたものになっている。 欧米には、お米をごはんのように毎食中心的に食べる主食という概念がない。 パンは主食ではなく、あくまで添え物であり、強いていえば肉料理になる。

 日本人は、いくら欧米食の影響を受けても、決して、主食としてのごはんは手放さず、 おかずの一部だけに欧米食を導入した。このことによって、現在のように世界で最も栄養の バライスのとれた日本型の食事ができ上がったのである。もし、主食としてのごはんを手放 していれば、でんぷんの摂取量は減少し、逆に脂肪や砂糖の摂取量が増えてバランスが崩れ、 肥満や心臓病などの発症率はとっくに欧米並みになっていたはずであるといわれる。

 栄養バランスを考えると、蛋白質や脂質を減らして、糖質(炭水化物)をとる必要がある。 その不足する糖質をお米で補うとすれば、お茶碗0.5杯(精米で約30g)。また、大部分を輸入に 頼っている小麦に代えて、さらにお茶碗もう0.5杯、ごはんを食べれば、この小麦の糖質を補う ことができ、食料自給率が向上する。お米の消費量を少し、増やすだけで、健康の問題だけでなく、 農業や環境の問題が解決するのである。

 1.ごはんは食事のかなめ
  ごはんは、エネルギーのもとになる糖質(炭水化物)と、体内で合成できない必須アミノ
  酸(たんぱく質)をバランス良く含む、食事のかなめとなる食べ物である。
  
 2.ごはんは肥満や糠尿病を予防する。
  お米などに含まれる糖質は優先的にエネルギー消費に使われるため、ごはんは太る
  原因とはならない。むしろ、ごはんは粒食であり、そしゃくが必要で消費・吸収が緩
  やかになるため、インスリン(体脂肪の合成を促す作用があるホルモン)の分泌をあま
  り刺激しないことから、太りにくく肥満や糖尿病の予防に有効である。
  
 3.ごはんは高血圧、高脂血症や心臓病を予防する。
  ごはんは、塩分やコレステロールを含んでいないので、高血圧、高脂血症や心臓病
  の予防に有効である。

 4.ごはんは便秘や大腸がんを予防する。
  ごはんは、整腸作用を持つ食物繊維と同様の働きをする難消化性デンプン(レジスタ
  ントスターチ)を含み、便秘や大腸がんの予防に有効である。
  

1月17日は「おむすびの日」
 平成7年1月17日は、阪神・淡路大震災の日。
   豊かな、飽食の暮らしが根本から問い直された。食べ物もなく不安のどん底にいた
  被災者は、ボランティアによる炊き出し(おむすび)に助けられた。この大震災の体験
  をきっかけに、「ごはんを食べよう国民運動」がはじまった。いつまでも食料とりわけ
  米の重要性、ボランティアの善意を忘れないために、ごはんを食べよう国民運動推進
  協議会では「おむすびの日」を阪神・淡路大震災発生日の1月17日と定めた。
                                (日本記念日協会登録済)



食の危険性が問われている今日この頃!
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