健康八十八夜.com

元気爆裂!健康最前線!!

高血圧、動脈硬化の気になる人は山菜そば
健康を知ることは、人生を楽しくする早道です。


 今年も山菜の季節がやって来ました。ハイキングをかねて山菜取りに出かけるのも健康にいいが、八百屋の店先にも山菜が並び出している。
 いろいろな料理法があるが、ソバと合わせた山菜ソバは、高血圧、動脈硬化にいいそうである。

 山菜は、アクの強いものはわら灰などを加えた熱湯でゆでて流水にさらし、アク抜きをしてから利用する。
 コゴミやタラの芽などはアクも少なく、そのままお浸しなどに利用できる。ワラビ、ゼンマイなどにはアクが多いので、必ずアク抜きが必要となる。
 
 栄養成分的には、ワラビには、意外なほどビタミンEが多く含まれている。ビタミンEは細胞に含まれる脂質などを、活性酸素の攻撃から守る働きをしている。そのため、血管を若々しく保つためにはぜひとも必要な栄養素で動脈硬化を予防する働きがある。
 そのほか、塩分を排出する効果のあるカリウムや、体内でビタミンAに変わるべータ・カロチンもワラビには含まれている。
 
 ソバにも、血圧を下げる効果の高いカリウムや、マグネシウムなどの成分が多く含まれるため、高血圧が気になる人にも、山菜ソバはよい選択となる。
 
 タラの芽は、そのままゆでてお浸しにしてもおいしく食べられるが、天ぷらが一般的に好まれる。栄養的にはやはりビタミンEが多く、そのほかカリウム、亜鉛、鉄分などのミネラル類が含まれている。タラの芽の天ぷらソバは、季節感いっばいの料理。また、天ざるソバにタラの芽の天ぷらを合わるのもよい。そのほかの栄養素では、B群の一種である葉酸も多く含まれている。
 
 葉酸には、細胞の新生を助ける働きがあるので、新陳代謝を正常に維持するためにも、ぜひとも必要な成分。春の恵み、山菜をうまく使って健康維持を図ろう。
 
【山菜】春から初夏にかけて、野山に自生する食用植物の総称。亜鉛、葉酸など成長に関係する栄養素が多く含まれている。苦味、渋み・酸味といった独特の風味が喜ばれ、全国各地に名物料理店も多い。・・出展:大辞林



食の危険性が問われている今日この頃!
千葉県から安全な無農薬野菜を。